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『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』-組織改革のヒントがここに!

目次

  1. 組織文化の悩みを解決へ!
  2. 本書が解決してくれる、2つの課題とは?
  3. こんな悩みを抱える方にオススメ!
  4. 本書の内容と魅力
  5. 読者の感想をご紹介
  6. まとめ:組織変革への第一歩を踏み出そう

『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』-組織改革のヒントがここに!

2024年10月17日木曜日

組織文化の悩みを解決へ!

組織のマネジメントに携わる皆さん、こんなお悩みはありませんか?「新しく入社した優秀な人材が、すぐに会社を去ってしまう」「組織内でコミュニケーションがうまく取れず、チームワークが生まれない」「会社のビジョンや価値観が社員に浸透していないと感じる」
これらの問題に共通しているのは、組織文化の課題です。今回ご紹介する『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』は、組織文化を言語化・可視化し、社内外に浸透させることで、上記のような悩みを解決に導く一冊です。

本書が解決してくれる、2つの課題とは?

まず、この書籍を読むことで解決できる課題の一つ目は「社員のモチベーション低下」です。例えば、会社のビジョンやミッションが明確でないため、社員が自分の仕事の意義を見出せずにいる状況が挙げられます。例えば、新しいプロジェクトに取り組む際に、なぜそのプロジェクトが重要なのか理解できず、ただ言われたことをこなすだけになってしまう、というケースが挙げられます。
本書を活用することで、組織のビジョンやミッション、そしてバリューを言語化し、社員全員に共有することができます。これにより、社員は自分の仕事が組織全体の目標にどう貢献しているのかを理解し、モチベーションを高めることができます。
二つ目の課題は「高い離職率」です。優秀な人材が定着せずにすぐに退職してしまう原因として、期待していた職場環境と実際の環境とのギャップが生じていることが考えられます。具体例として、入社前に「自由な社風」と聞いていたにもかかわらず、実際には決まりきったやり方でしか仕事が進められない、といった場合が挙げられます。
本書を活用して組織文化を明確にし、社内外に適切な期待値を設定することで、社員が感じるギャップを減らし、離職率を改善することができます。

こんな悩みを抱える方にオススメ!

  • 新入社員がなかなか定着しない
  • 会社のビジョンやミッションが浸透していない
  • 組織内のコミュニケーションがうまくいかない
  • 社員のモチベーションが低下している
例えば、「新入社員が定着しない」背景には、会社が提供する環境と新人の期待とのギャップがある場合があります。このギャップが大きいと、早期離職につながってしまうことも。本書を活用することで、組織文化を明確にし、適切な期待値を設定することで、定着率の向上が期待できます。
また、「会社のビジョンやミッションが浸透していない」背景には、それらが言語化されていない、または共有の機会が少ないことが考えられます。本書は、ビジョンやミッションを効果的に言語化し、組織全体に浸透させる方法を詳しく解説しており、社員の一体感を高める手助けとなります。

本書の内容と魅力

『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』は、以下の内容で構成されています。
  • 0章 なぜカルチャーが重要になるのか
  • 1章 カルチャーとは何か
  • 2章 どういったカルチャーをつくるべきか
  • 3章 カルチャーモデルをつくろう
  • 4章 いかにカルチャーを言語化するか
  • 5章 カルチャーの浸透のさせ方
  • 6章 これからの経営とカルチャー
本書の魅力は、0章から6章にかけて、カルチャーの重要性から始まり、具体的な実践方法、そしてこれからの経営におけるカルチャーの役割まで、体系的に学べる構成になっており、一冊を通して深い知見を得ることができる点にあります。
著者のマクドナルドやメルカリ、SHOWROOMで豊富な経験を積み、組織と事業の成長を牽引してきた実体験に基づいた事例やエピソードがふんだんに盛り込まれており、理論だけでなく実務に役立つ知識が得られます。
また、カルチャーを言語化・可視化し、組織全体に浸透させる「カルチャーモデル」の作成プロセスが詳しく解説されています。これにより、どのように組織文化を設計し、社員の期待値と会社の提供する環境のギャップを埋めるかが具体的に理解できます。

読者の感想をご紹介

review
社内で組織文化の大切さは以前から話題になっていましたが、具体的に何をどうすればいいのかまでは分からずにいました。この本を読んで、カルチャーを言語化する方法が明確に理解できました。現在、チームで本書の内容を参考にしながら、組織文化の再構築に取り組んでおり、社員同士のコミュニケーションが良くなってきたと実感しています。
quote
review
これまで組織文化は自然と形成されるものだと思っていましたが、本書を読んで計画的に作り上げることができると知りました。特に、カルチャーモデルを活用して組織文化を設計する手法は目から鱗でした。今後は本書で学んだフレームワークを活用し、自社のカルチャーを明確に定義して、チームの一体感を高めていきたいと思います。
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まとめ:組織変革への第一歩を踏み出そう

いかがでしたでしょうか。『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』は、組織文化に課題を感じている方々、例えば組織の一体感を高めたい、人材の定着率を向上させたいと考えている方の助けとなる一冊です。本書を通じて、組織文化を言語化し、社員との期待値ギャップを減らすことで、より良い組織づくりを実現できます。
組織を変革する第一歩として、ぜひ本書を手にとって見てください。あなたの組織が、より魅力的で強いチームになるきっかけが得られるはずです。
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